第3章:自宅でできるトレーニング
腹式呼吸はどこでもできる
腹式呼吸のトレーニングは大きな音を伴わないので、どんな場所でも練習することができます。自宅はもちろん、例えば電車に乗って移動している時や、公園やカフェでゆったりしている時など、ふと気付いた時に丹田を意識して腹式呼吸の意識をしてみましょう。まずは自分の意識で腹式呼吸をすることや、感覚を体にしみこませることが重要です。
色々な息を出してみよう
腹式呼吸での息の吸い方やお腹での支え方がわかったら、ブレスのコントロールを意識してやってみましょう。「S」でスーという息をはきながらブレスの練習をする時は、いろいろな強さの息を出してみましょう。小さく吐き続ける、少し強く吐き続ける、一定にはき続ける、息に強弱をつけてみる、小刻みにはいてみる等。
普段から出来るトレーニング
普段しゃべっている時に、腹式呼吸で息を吸って支えて、その状態のまましゃべってみることを意識してみてください。日常から支えを身につけていくことができますよ。また、例えば飲食店で店員さんを呼ぶ時など、日常でちょっと大きな声を出すシーンなどでもそれを意識してみて下さい。腹筋や背筋を使う感覚が実感できると思います。